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トレーニング

トレーニング効果を最大化。からだの動きをFMSで評価する

「週に何回もジムに通っているのに、なかなか引き締まらない…」
「食事にも気をつけているのに、体が変わらない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、どれだけ努力しても、身体の使い方にクセがあるとトレーニング効果が十分に得られないことがあります。
フォームが崩れていたり、可動域が足りなかったりすると、本来鍛えたい筋肉に正しく負荷がかからず、
「がんばっているのに成果が出ない」状態に陥ってしまうのです。
さらに悪いことに、間違った動作パターンで続けると、
肩・腰・ひざなどに負担が集中し、痛みやケガを引き起こすリスクもあります。
せっかく前向きに取り組んでいるトレーニング。
その努力を「結果」につなげるためには、まずは自分の体が正しく動いているかを見直すことが大切です。
そして、そのカギを握るのが「FMS(Functional Movement Screen)」なのです。

FMSとは?|動作の質を見える化するツール

FMSとは、身体の“動きの質”を評価するためのテストです。
一般的なトレーニングでは「筋力」や「柔軟性」ばかりに目が向きがちですが、FMSでは、7つの基本動作(しゃがむ・またぐ・バランスをとる など)を通して、「体をどう使っているか」「どこにアンバランスがあるか」をチェックします。
クセを数値化することで、目に見えなかった動作の問題点がはっきりとわかるのがFMSの強みです。
FMSの結果はスコアで表示されるため、自分の弱点がどこにあり、何を改善すべきかが明確になります。
つまり、FMSはただのチェックではなく、トレーニングの方向性を正しく導く「動きの健康診断」とも言えるのです。

なぜFMSがトレーニング効果を高めるのか?

トレーニングの効果を引き出すには、何をするかよりも「どう動くか」が重要です。

例えば、スクワットひとつ取っても、
✔️ 骨盤が傾いている
✔️ 膝が内側に入る
✔️ 重心が偏っている
といったクセがあると、本来鍛えたいお尻や太ももではなく、腰や膝などに無駄な負担がかかってしまいます。
これは筋肉にうまく刺激が入らないばかりか、ケガのリスクも高まるため、「がんばっているのに効かない」「トレーニングすると痛みが出る」という悪循環になりがちです。
FMSでは、こうした動作の乱れやアンバランスを事前に把握し、
・関節の動きに制限があるのか
・安定性が足りないのか
・動きのパターンにエラーがあるのか
など、動作が乱れる要因を明確にします。
そのうえで、整えてから鍛えるという順序でトレーニングを行うことで、
✅ 狙った部位にしっかり効く
✅ 正しいフォームで安全に動ける
✅ パフォーマンス向上とケガ予防が両立できる
という、効率的な成果につながっていきます。
つまり、FMSはあなたの努力を結果に結びつけるための土台づくりとも言えるのです。

動作を整えると、体は自然にラクになる

FMSの評価をもとに、どの関節や動きに問題があるのかを明らかにしたら、次のステップは動作を整えてから動かすことです。
具体的には、あなたの状態に合わせてこんなアプローチを行います。

✅ 可動域を広げるストレッチ

関節の動きが制限されている部位には、モビリティの改善から実施します。
まずはストレッチやマッサージなどで筋柔軟性を高めて、十分な可動域を確保できる身体をつくります。
特に可動性の機能が必要な股関節、膝関節、肩甲上腕関節などの可動域の改善は必須です。

✅ 安定性を高める体幹トレーニング

グラグラと不安定な体幹や骨盤周りを、正しく安定させるためのコアトレーニングを行います。
十分な可動域を発揮させるためには、柔軟性だけでなく土台となる安定性が必要です。筋力だけでなく、正しく力を支えられる軸を作ります。

✅ 正しい動き方を学習するドリル

動きのパターンが乱れている部分には、意識と感覚を整える反復練習を行い、日常動作やトレーニング動作の正しい使い方をインストールします。
こうした一連のプロセスによって、無理な運動をするのではなく、日常生活やスポーツで使いやすいからだに自然と変わっていくのです。

▶ 腰や肩の余計な負担が軽減
▶ 慢性的な不調が出にくくなる
▶トレーニング効率や日常動作の快適さがアップする

努力を成果につなげる体に変えるには、まず動作を整えることが近道なのです。

まとめ|頑張り損を防ぐ第一歩にFMSを

せっかく前向きに努力しているのに、
・結果が出ない
・体を痛めてしまう
・やればやるほど疲れるだけ
そんな頑張り損の状態になってしまっては、本当にもったいないですよね。
でも、これはあなたのやる気や根性が足りないわけではありません。
問題は、身体の使い方が合っていないことにあるのです。
FMSは、そのズレを見つけ出す最初のステップ。
あなたのカラダに合った動き方を見直すことで、
✅ 効かせたいところにしっかり効く
✅ 不調や痛みを予防できる
✅ 目的に合ったトレーニングができる
というように、頑張ることがちゃんと結果に結びつくようになります。
何かをプラスするよりも、まずはマイナス要因を取り除くことが、最大限の成果を引き出す近道です。
FMSは、あなたの努力をムダにしないための入口。まずは体の土台を見直し、報われる頑張りを手に入れましょう。
FMSにご興味がある方、腰痛、肩こりなど慢性症状にお悩みの方は西宮・甲子園のFany整体鍼灸院へお気軽にご相談ください。

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