「足がはやくなりたい!」
子供が運動に関して「こうなりたい」と思う、最も多いの目標ではないでしょうか。
親としても、「少しでも速く走れるようにサポートしてあげたい」と思いますよね。
足の速さは生まれつきの才能だけで決まるわけではありません。体の使い方やちょっとした工夫、日々の遊び感覚の練習で大きく変わります。
今日は、ご家庭でも簡単にできる「足を速くするためのヒント」を紹介します。
よくある勘違い
「走り込みをたくさんすれば速くなる」
「足を高く上げればスピードが出る」
「全力で頑張れば自然と速くなる」
…実はどれも正解ではありません。
走り込みだけではフォームが崩れることもありますし、足を高く上げすぎると逆にバランスを失ってスピードが落ちます。大切なのは「効率の良い体の使い方」を身につけることです。
速く走るためのポイント
速く走るためには、走り方のポイントを掴むことが重要です。
4つの重要なポイントを紹介します。
➀ 姿勢

背筋を伸ばしてやや前傾の姿勢が望ましいです。
姿勢を良くすることで、地面からの反発力が高まり、効率的に体を移動させることが出来ます。
また、前傾姿勢を作ることで、重心を進行方向に置くことになり、推進力を生むことが出来ます。
② 歩幅と回転の速さ

足を大きく振り出すと、一回の歩幅で進める距離が長くなります。ストライドを広げるだけでなくなく、足の回転を速くすることも大事です。
歩幅と回転を増やすことで走るスピードを上げることが出来ます。
③ 腕の振り

腕の振りと足の動きは連動します。大きくしっかり腕を振ることで、足が前に出やすくなります。
腕の振りが小さかったり、手と足を振るリズムが悪くなると、ストライドの幅が狭くなりがちです。
④ 足の使い方

地面を強く、まっすぐ蹴ることで地面からの高い反発を受けます。地面からの反発は体を前に進める推進力になります。
クネクネした動きだったり、膝下だけで地面を蹴るような走り方では、地面からの反発を受けられず推進力が低下してしまいます。
家でできる!簡単な感覚のトレーニング
ここからは、家庭で親子一緒にできるトレーニングを紹介します。特別な道具もいりません。
1. 壁寄りかかり
壁から少し離れて立ち、背筋を伸ばしたまま倒れ掛けます。重心を前に倒す感覚と、背筋を伸ばす感覚をつかむことが出来ます。
2. スキップ練習
スキップはリズム感を養い、自然に背筋を伸ばす練習になります。段々高く飛ぶようにすることで、ストライドを伸ばす練習にも繋がります。
3. 立ち幅跳び
目標物を置いて立ち幅跳びで届くか挑戦!地面を蹴る感覚をみにつけます。大きく腕を振って、腕振りと地面を蹴るタイミングを養うようにします。
4. スタートダッシュごっこ
「よーいドン!」の合図で、一歩目を素早く出す練習です。親子で競争すれば遊び感覚で盛り上がります。スタートの一歩が速いと、レース全体のスピードがぐんと変わります。
5. もも上げチャレンジ
20秒間、どれだけ速くもも上げできるか挑戦!足の回転スピードを高めるトレーニングになります。
足が速くなる体づくり
走りの練習だけでなく、体の土台を整えることも大切です。
- 体幹トレーニング
片足立ちやバランスボールに乗るなどして体幹の安定性を鍛えましょう。姿勢が安定し、走るときのフォームが崩れにくくなります。 - 柔軟性アップ
股関節や足首をやわらかくするストレッチを寝る前に取り入れると効果的。スムーズに足が前に出るようになります。
まとめ
速く走るコツは、才能や体格だけに左右されるものではありません。
ポイントをおさえた練習をすることで、子供は少しずつ速く走れるようになります。
一番大切なのは「楽しい!」と感じながら続けられること。親子で一緒にチャレンジしながら、速さだけでなく「運動が好きな気持ち」も育んでいけたら最高ですね。
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