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機能解剖

スライスや飛距離不足の原因『オーバー・ザ・トップ』とは

こんにちは!
今回は、TPI(Titleist Performance Institute)で分析されるゴルフスイングの代表的な課題「オーバー・ザ・トップ」について解説します。
スライスや飛距離不足に悩んでいる方は、もしかするとこの動きが原因かもしれません。

オーバー・ザ・トップとは?

「オーバー・ザ・トップ」とは、ダウンスイングの開始時にクラブが外側(上側)に外れて下りてくる動きのこと。
理想のスイングプレーンよりもクラブが外から入ってくるため、インパクト時にフェースが開きやすく、スライスや引っかけなどのミスショットが起こりやすくなります。
アマチュアゴルファーの約43%にオーバーザトップのスイングエラーがみられるとされています。

オーバー・ザ・トップの主な原因

1. 下半身と上半身の分離能力

上半身と下半身を分離させる能力は下半身をダウンスイングに導きます。
脊椎と股関節の可動制の低下が上半身と下半身の分離を制限させます。股関節の回旋と骨盤の回旋を評価することで分離能力の評価をします。
特に立位にて股関節を動かせるのかが重要です。股関節の関節可動域を評価するだけでなく、立位での可動性の評価は必ず行うようにします。

2. 姿勢の維持、コアの安定性

姿勢の乱れにより、スイングの代償動作で上半身と腕を先に動かさせます。骨盤の前傾姿勢を維持するためには股関節を伸展させる筋肉の出力を評価します。コアの安定性と股関節の動的安定性が確保できているのかを評価します。

3. 体重移動

体重移動の制限は下半身のパワー発揮を制限し、上半身への伝達を低下させます。上半身への伝達の低下は上半身の代償動作の原因となります。
片足バランスを評価することで、体重を支えられているのかを評価します。片足でバランスが取れない場合は体重の移動が上手くできていない可能性があります。日常動作でもどちらかに頼るように代償しているかもしれません。

まとめ:スイング修正はカラダから見直そう

オーバー・ザ・トップは、単なる「フォームの問題」ではなく、動きのクセや制限など身体の機能に原因があることが多いです。
TPIの評価では、スイングと身体機能の関係性を丁寧に分析するため、根本的な改善が可能になります。
「スライスが多い」「トップの位置が安定しない」などのお悩みがある方は、一度身体の機能評価をおすすめします。
もしご自身のスイングや体の使い方に不安がある方は、当店のスクリーニングを受けてみませんか?
ゴルフの体幹やバランスの強化、可動域の改善などにお悩みの方は西宮・甲子園のFany整体鍼灸院へお気軽にご相談ください。

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