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“動きの質”を変えればQOLも上がる!FMSで身体の使い方を見直す

「最近、なんだか体が重い」「疲れやすくて集中力が続かない」「肩や腰がいつも張っている」
こんな不調を感じていませんか?
これらの悩み、実は体の動かし方が影響していることが少なくありません。
普段、私たちは無意識に体を動かしていますが、ほんの少しのクセやアンバランスが、知らず知らずのうちに体に負担をかけていることもあるのです。
そんな動きの質をチェックして整えるツールが FMS(Functional Movement Screen)です。
今回は、FMSの考え方を日常生活にどう活かし、生活の質(QOL)を上げていくのかをご紹介します。

“動きの質”とは何か?

「筋力がある」「柔軟性がある」だけでは、良い動きとは言えません。
本当に大切なのは、スムーズに、無理なく、効率よく体を動かせているかです。
椅子から立ち上がる、床に落ちた物を拾う、階段をのぼる。こうした日常の動作がぎこちなかったり、どこかに余計な力が入っていたりすると、知らないうちに疲労や不調の原因になっていきます。
つまり、動きの質とはどれだけ自然に体を使えているかということ。これを見直すことが、健康で快適な毎日への第一歩です。

FMSとは?なぜ日常生活に役立つのか

FMSは、7つの基本的な動作を通して体の動きのクセやアンバランスをチェックする評価法です。

  • スクワット(しゃがむ)
  • ランジ(踏み出す)
  • 片脚立ち
  • 肩の動き など

こうした動作の中に、動かしにくさや左右差、代償動作がないかを見ていきます。
これにより、目には見えない動きの問題を数値化して見える化できます。
スポーツ選手のケガ予防やパフォーマンス向上だけでなく、私たちの日常生活にも十分応用できるのです。

FMSで見えてくる“生活の中の落とし穴”

実際、FMSを使ってみると、生活の中で思いもよらないクセが見つかることがあります。

例1:しゃがめない → 股関節や足首の硬さ

膝の負担が増え、膝の痛みに繋がる可能性も。
腰が丸くなり筋疲労の蓄積、そして腰痛の原因になる可能性。

例2:片脚立ちが不安定 → 体幹の安定性不足

片足立ちの不安定性から歩幅が狭まる。
下半身を使う割合が低下し、下肢の筋力が低下することで活動量が落ちてしまう可能性。

例3:肩が左右で動かしにくい → 肩甲骨の動きに問題

洗濯物を干す・棚の上の物を取る動作で肩の上部に力が入りやすくなり、肩こりの原因になる可能性。
無理に肩を動かすことで負担が増え、四十肩・五十肩に繋がる可能性も。

このように、日常の何気ない動作が不調を引き起こす小さな積み重ねになっていることが、FMSを通じて事前察知することもできます。

動きの質が変わると、QOLがこう変わる

動きの質が変わることで、体に起こる変化は見た目やパフォーマンスだけにとどまりません。
日常生活の当たり前が変わり、QOLが大きく向上します。

① 疲れにくくなる、動きが軽くなる

悪い姿勢や動きのクセがあると、無意識のうちに体に余計な力が入ります。
その結果、本来使うべきでない筋肉を酷使し、疲れやすさやコリ・張りを生み出してしまうのです。
逆に、正しい動き方を身につけると、最小限のエネルギーでスムーズに動けるようになり、日常動作がとても楽になります。

② 肩こり・腰痛などの慢性的な不調が軽減される

多くの人が悩む肩こり・腰痛の原因の一つが動作のアンバランスです。
FMSによって体の使い方を見直すことで、特定の部位に偏った負担を減らし、全身をバランスよく使えるようになります。
その結果、治療してもすぐに戻ってしまっていた痛みが起きにくくなり、不調に振り回されない体が手に入ります。

③ 姿勢改善で見た目・印象がアップ

動きの質は姿勢にも影響します。
正しく動ける=正しい姿勢が自然に取れるということ。
姿勢が良くなると、若々しく見える・堂々とした印象になる・自信がつくといった心理的なメリットも生まれます。
姿勢の変化は「周囲からの見え方」だけでなく、「自分の気分」にも直結します。

④ メンタル面にも好影響

実は、体が軽くなったり動きがスムーズになると、気分が前向きになることが多くあります。
これは、体の快適さがストレスや不安感の軽減にもつながっているためです。

「朝起きたときに体が楽」
「長時間歩いても疲れない」
「仕事に集中できる時間が増えた」

こうした小さな体の変化が、日常の幸福度を着実に押し上げてくれます。

⑤ アクティブな生活への第一歩になる

動けるからだになると、「○○してみたいな」という気持ちが自然と湧いてきます。

「久しぶりに運動を始めてみようかな」
「旅行でたくさん歩くのも楽しみになった」
「子供と遊ぶのが前より楽になった」

FMSで土台を整えることで、年齢や体力の衰えといった不安に縛られず、やりたいことに前向きになれる自分に出会えるのです。

まとめ:動きが変われば、毎日が変わる

動きの質を変えることは、トレーニングを頑張るというよりも、体を本来の状態に戻していくことです。
それによって得られるのは、特別なことではなく、

「なんとなく元気」「なんとなく気分がいい」「なんとなく毎日が快適」

という、なんとなく、でも確かな快適さの積み重ね。
それこそが、QOL向上の本質なのではないでしょうか。
FMSを使って自分の体の動きをチェックし、必要なトレーニングやケアを行うことで、痛みのない、疲れにくい、そしてイキイキとした毎日が手に入ります。
「最近、体がスムーズに動かないな」と感じたら、それは“体からのサイン”かもしれません。
今こそ、自分の動きを見直してみませんか?
FMSにご興味がある方、生活の質の向上を目指したい方は西宮・甲子園のFany整体鍼灸院へお気軽にご相談ください。

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