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機能解剖

繰り返す慢性症状。FMSを活用して根本から改善する。

「マッサージを受けた直後は楽になるけれど、またすぐ元通り」「レントゲンでは異常なし。でも痛い」
そんな慢性症状のお悩みを抱えていませんか?
慢性的な肩こりや腰痛といった不調は、単に筋肉が硬いというだけでなく、体の動きのクセや使い方のアンバランスが深く関係していることが多いです。
そんな“隠れた原因”を見つけ出す手段として注目されているのが、FMS(Functional Movement Screen)という評価法です。

FMSとは何か?|動作を“見える化”する評価法

FMSは、7つの基本動作を通して身体の動きの質をチェックする評価システムです。
可動域、バランス、安定性、左右差などを数値化して評価するため、自分の身体の状態を客観的に把握できます。
ただ柔軟性や筋力を見るのではなく、動作そのものの質に注目するのが特徴です。
これにより、自分でも気づいていなかった身体の使い方のクセが明らかになります。

慢性症状と動作のクセの関係とは?

慢性の肩こりや腰痛といった不調は、実は普段の姿勢や動作パターンのクセによって引き起こされているケースが少なくありません。

✅ 長時間の座り姿勢で骨盤が後傾し、前屈の動きが制限される
  ⇒ 前かがみの時に腰痛を感じる
✅ パソコン作業が長く肩がすくんでしまう
  ⇒僧帽筋上部の緊張が抜けなくなり、肩こりが慢性化する
✅ ヒールを履くことが多く足関節がかたくなっている
  ⇒しゃがむ時に足関節の代償で腰がまるくなり、ギックリ腰を起こす

これらのように、クセが繰り返されることで特定の部位に負担が集中し、やがて痛みとして症状が生じます。

FMSで見つかる「原因」とは?

FMSを行うことで、自分の身体の「どこに動作エラーがあるか」「どの関節が正しく動いていないか」が明確になります。

例えば:

  • ハムストリングや股関節の可動域不足 → 前屈やスクワット動作に制限が出る
  • 体幹の安定性不足 → 腰に頼った姿勢・動きが多くなる
  • 肩関節の可動性低下 → 無理な肩の上げ方で肩こりが悪化

このように、**“原因部位は痛む場所とは限らない”**というのがFMSの大きなポイントです。

5. FMS後のアプローチ例|あなたに必要な“ピンポイント改善”とは?

FMSで動作のクセやアンバランスを把握したあとは、整えてから動かすことが重要です。ここでは、実際に多く見られるケース別の具体的なアプローチ例をご紹介します。

● ケース1:前屈テストで腰が丸まりやすい(=股関節がうまく使えていない)

【原因】
 ハムストリングスの硬さ・骨盤の後傾
【アプローチ】
 ✅ 太もも裏のストレッチ(PNFなど)
 ✅ 骨盤前傾の感覚をつかむドリル
 ✅ 股関節を使ったヒップヒンジ動作の練習(例:グッドモーニング)

● ケース2:腕を挙げると肩がすくむ(=肩甲帯の協調性不足)

【原因】
 僧帽筋上部の過活動/前鋸筋や僧帽筋下部の働き不足
 胸郭の可動性低下(特に肋骨の動きの悪さ)
【アプローチ】
 ✅ 肩甲骨の正しい動き方を学ぶアクティブモビリティドリル
 ✅ 前鋸筋・僧帽筋下部を活性化させるエクササイズ(例:ウォールスライド、スキャプション)
 ✅ 呼吸と連動した胸郭の可動域改善(360度呼吸・ゾーンオブアポジション意識)

● ケース3:しゃがもうとするとかかとが浮く・バランスを崩す(=足関節の可動性不足)

【原因】
 足関節(特に背屈)の可動域制限
 アキレス腱・ヒラメ筋・腓腹筋の硬さ
 足部アーチや足底の安定感の低下
【アプローチ】
 ✅ アキレス腱〜ふくらはぎのストレッチ(壁ドリル・段差ストレッチ)
 ✅ 足関節背屈を改善するモビリティドリル(バンドを使った前方スライドなど)
 ✅ しゃがみやすい重心の取り方や足裏の使い方を習得するスクワットドリル

まとめ|根本改善には“動作の評価”がカギ

「ストレッチやマッサージを続けているのに、またすぐ元に戻る…」
そんな悩みを抱えている方にこそ注目してほしいのが、“動作のクセ”という視点です。
実は、慢性的な腰痛や肩こり、関節の違和感などの多くは、日常の動き方そのものに原因があることが少なくありません。
これまで見逃されてきた「動きの質」に目を向けることで、今までとは違ったアプローチが可能になります。

そこで役立つのが、FMSです。
FMSは、動きのエラーや身体のアンバランスを数値化して見える化できる動きの評価システム。
あなたの体が どう動いているか を把握することで、本当に必要なケアやトレーニングが見えてきます。

✅ 何を改善すべきかが明確になる
✅ 無駄な努力を減らせる
✅ 不調の“根本原因”にアプローチできる

慢性症状にお悩みの方、パフォーマンスアップを目指す方こそ、まずは動作評価から始めてみませんか?
FMSで、“今のあなたの動き”をチェックしてみましょう。
肩こり・腰痛などの繰り返しの慢性症状にお悩みの方、動きの評価に興味がある方は西宮・甲子園のFany整体鍼灸院へお気軽にご相談ください。

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